09.22

 

定時にて、仕事を終え、一旦帰宅

風呂に入り、酒、氷、餌をクーラーボックスに放り込み

即座に、出撃。

中国道、九州道を全速力で駆け抜けた。

平均時速?

言えません(爆

 

09.23

 

朝0500に集合

釣り場へ向かって移動

某時刻に、到着

今回は、極めて力強い、助っ人が登場

すくぅーたぁ〜〜〜〜

この文明の利器の働きは偉大ナリ。

帰路にその威力を見せ付けられる事となる…

 

さて、入渓地点に到着

眼下の渓は雲海に包まれ始めた。

そして、時折降る雨

 

昨年の最終地点より、スタートした。

まず、オチビが、かまってくれた

左手を、うかつに濡らすわけにはいかないため

撮影は、最小限に抑えた

ようやく、ボチボチのサイズが出た

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その間、テンカラのKICIROW氏は、きっちり、上げてゆく


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放流モノが入らない谷である。

平均は20cm前後、このサイズが、実に良く出てくれた

セオリー通りの実に素直な場所に居てくれ

そして、実に素直に、餌に食いついてくれる(笑

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高津水系のヤマメにも見習ってほしいものである(笑

 

数は、申し分無いほど出てくれた。

いかんせん、サイズが出てくれない

 

そして、時間ギリギリのその時

氏は、私に、本流を譲ってくれた

そして、何の変哲の無い、普通の流れで、この一匹が出てくれた。

サイズは27p、マダラでこのサイズは稀である。

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流れを無視したかのような、強烈なアタリ

岩の下に潜られそうになるは、下流へ走られるは

もう、てんやわんやの大騒ぎ

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まったくもって、マダラのパワーには、いつも冷や冷やさせられる

それが醍醐味の一つでもある。

 

 

 

時間が許される最後の滝に到達

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私のルアー竿は穂先が逝ってしまい、見かねて、氏が竿を貸して下さった

釣り師としては、恥じ入るばかりである。

で、出てくれたのは

大場所には、見合わない、オチビが一匹

 

これにて、しゅーりょー

 

あとは、帰るだけ

 

そう、高低差200mを

傾斜角度は、45°以上

そんな場所を

ヒィーヒィー ハァーハァー言いながら、ひたすら上る

氏は、私の方を振り返りながら、余裕のある、歩み

 

一方

私は

足取りは、重く、思った高さに、足は上がらず

とにかく

吐きそうになっても登る

泣きそうになっても、登る

歩みをやめた時点で、動きたくなくなる気がしていた(苦笑

正直、最後の10mで氏の忠告を聞かずに

一気に直登、

私の心臓の心拍数は、限界に達した

その時、フカフカの腐葉土の斜面にさしかかった

危険性を無視し、突撃

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わずかな草の根元に、全てをかける

 

その瞬間

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ぷぉーーーーーー

 

 

声にならない声を上げ

 

 

斜面に、指を突き立てた!

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なんとか、落下停止。

 

この後、気合と根性で、直登を続行

 

 

林道に辿り着いた時、

何も話す事はできなかった

 

呼吸を整え、ようやく、バイクを止めた場所へ移動を開始

上がって来た谷底を覗き込み、よう、登ってきたもんだと、自分をほめた

 

あとは、林道をひたすら下る、

つま先が、痛くなっても歩く

 

 

 

 

 

そして、ようやく、ようやく、バイクが見えた!

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あったぁーーーーーーー!!!

 

 

そして、一言、

 

「苦しゅうない、もそっと近う寄れ」

 

なんのことはない、自分が苦しいから、向こうに来てもらいたい訳で(笑

 

実際すでに、二人揃って、ヘロヘロだった。

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この二台の姿を見たとき、自衛隊時代を思い出した。

 

あれは、60km行軍の時だった

 

普段、週末しか外出できない、我々。

基地に近づくと、航空灯台が嫌でも目に入る、

その日常への回帰を彷彿とさせる、航空灯台の白と青の光が嫌いだった

 

しかし、60kmを夜通し歩き、

肩には64式小銃のスリングが食い込み

編上靴は、足の爪の半数を剥がし

空腹と、眠気でフラフラになっていた時

航空灯台の明かりは、安らぎに思えた、

例えようも無く嬉しかった。

その航空灯台を思い出させた。

 

しかし、あの時は、キツイばっかりだったわけで

このときは、おもろい思いを散々した後であるわけで(笑

やはり、疲れの爽快感が違いますわな(爆

 

現時点に、おいて、

人の気配を感じず、

ゆっくりと、「多く」の魚と出会うには、

この労力は、必要であると、私は考える。

 

 

でもって、一旦休憩し、一息ついたところで

 

 

バイクに打ち乗り、発車

 

 

早い〜早い〜

 

楽チン〜〜〜〜〜

 

走りながら、その快適さに

 

爆笑をしていた

 

 

KICIROW氏に大感謝m(_ _)m

 

 

その後、駐車場所まで戻り、後は、宴会場へ移動

まず、着替え、

そして、いつでも、シェラフにもぐり込める様

寝床も準備

 

そして、宴会スタート。

その後の会話は、個人情報保護法に基づき、お話できません。

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静かに降り注ぐ月光のもと、

時に、爆笑を、

時に、苦笑を

時に、憤懣を

森羅万象にわたって語り合った。

 

 

 

 

09.24

 

 

翌朝、0430、強烈なのどの渇きで目覚める

茶を飲んだあと、再び爆睡。

再び目覚めると、もはや0600

慌てて、起床

 

そして、移動を開始。

昨日の、強行軍が応え、二人とも筋肉痛

と言う事で、入りやすく、逃げやすい、川を氏は案内してくだすった

 

 

で、釣りあがってくるのは、オチビが多数。

たまに、20cmモノ

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うーん、なんだか、いじめているみたいで、心ぐるしかった

 

氏、曰く、ここは、放流モノがメインであるそうだ。

言われて見れば、内地でも良く見るパーマークである。

 

そして、堰堤に到着

全てにおいて、ポイントを譲って頂いた(汗

 

二本目の堰堤直下手前の落ち込みに、仕掛けを流し込んだ

 

スコッと、目印が動く

 

で、あわせる

 

走り始めた

 

大きな、ヤマメが走り始めた。

 

竿もヘタレだが、腕ももっとヘタレだった。

 

それでも、ようやく、ようやく、竿をたて、ネットを構える体勢へ

 

 

 

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網を構えた、

 

 

 

 

 

 

 

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そして、ネットへと、その瞬間

 

 

奴と目が合った!

 

 

 

その時、間違いなく、奴の目は光った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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網を見事、かわされた。

 

 

 

再び、右往左往

 

 

ようやく、ようやく、ランディング

 

 

 

 

その一部始終を、氏に監視されていた(爆

 

 

 

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まずは、逃走防止の着衣での撮影(笑

 

でもって、

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28pだった。

 

 

そんでー、メジャーをカメラのフェンダーの外に・・・

 

 

 

逃げられた・・・・・・・・

 

 

結果、メジャーがデカデカと入った、無粋な写真のみ、残った

 

 

もう一つの堰堤上を叩いて、終了。

 

 

今期の釣行もしゅーりょー(涙

 

 

今年は、本当に色々な事がありました。

今期最後の遠征も、実は直前まで実行をためらっていました。

しかし、氏の気遣いにより、恙無く、執り行う事ができました。

心より、感謝申し上げます。

 

 

そして、仕事では、大きな怪我を二連荘かましましたが、

釣りでは、無事に過ごす事ができました。(笑

感謝です。

 

 

さて、来年は、どーなってるでしょうねー

落ち着きの無い人生も、また楽しからずや(笑

 

 

おしまい、

 

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