2009.09.19〜20
惰弱
大変ご無沙汰をしております。
とりあえず、生きていました。
釣りに行く、気力も残っていました(笑
と言う訳で、久々の釣行記です。
9月18日
夕刻 勤務終了後、一旦帰宅。
そして、南へ向け出発。
今回は心配事があった、例の「休日高速1000円」である。
翌日は連休の初日、交通量も恐るべきモノとなると読んでいた。
が、そうでもなかった。
焦る事は、なかったのう、と思いつつ、夕食を摂る為にサービスエリアへ寄った。
前言撤回。
車、車、車、車
まず 駐車スペースが 満杯
。
人、人、人。
いつもは、静かな時間帯だが、ラーメン食べるために列が…
いつもは、きれーな、おねーさんが、接客してくれていたのに、今回はオバハンが…
これは、1000円と関係ないですの いや… あるかも…( ̄▽ ̄;)
ま まずい、
いつもの、ねぐらが確保できないかも…
その後、「ラーメンは飲み物です」と言えるような勢いで完食。
車に乗り込み、燃料補給後、飛ばした。
で、無事にねぐらに到着し、なんとか駐車場所も確保。
回りは、山口よりも東の地域ナンバーを表示した車が多数、しかも大半が車中泊…
恐るべき1000円(汗
私の目の前で カップルの車が車中泊の準備を始めたのには困った
詳細をここでお話するのは、無理です(爆
で、軽くビールを飲んで就寝。
疲れていたのか、秒殺だった。
9月19日 (トラロープ万歳)
早朝、顔を洗って、歯を磨いて出発
某所にて、KICIROW氏と合流。
いつも、思う事なのだが、氏は、どんな時刻に会っても眠気、疲れを感じさせない。
漢である。
我儘を言いたい放題のワタスには、無理(爆
で、釣り場に向け移動開始。
やがて、目的の渓へ到着。
幸いにも他の車は無かった。
そして、寒かった、非常に寒かった。
と いうわけで、日の光が谷に差し込み、気温の上昇を準備をしつつ待ち
程良い頃合いを見計らって、侵攻開始。
一発目の、岩場の前で凍りついた。
無理、絶対に無理。
足がかり無し、高巻きはやっても良いが、アホみたいなタイムロスの可能性大
そこで、KICIROW氏の登場
氏曰く 「じゃ、これに、つかまって下さい、全体重掛けても大丈夫です〜(余裕の笑み」
縄がこれ程までに素晴らしい物とは…
今度から、ザイルを装備に加えねばと、密かに心に決めた瞬間だった。
で、釣りを開始。
氏、曰く、「今回は、全く雨が降っていないのでかなりの渇水です、コンディションも悪いので静かに、慎重に」との事だった
今回は、二人とも、餌(土中の愉快な仲間達)である。
食いは、渋かった。
実に、渋かった。
そんなこんなで、ようやく釣り上げたが写真撮影付き合わせるのも気が引けるようなサイズ。
川に、帰って頂いた。
そういったサイズが続いていた時に、とりあえず「ボ」ではない、証拠撮影を実施。
狙うポイント、錘、錘の位置を変え、なんとなくペースを掴めてくるとぼちぼち出るようになった。
コンディション以上に、勘が鈍っていたようで…( ̄▽ ̄;)
やがて、中間に位置する滝に到達。
再び、ロープ設営中のKICIROW氏 すみませぬ…( ̄▽ ̄;)
氏、曰く 「ここら先が本番です。どこかにデカイのが潜んでいます」とのこと。
ここからは、いままでの不調が嘘のように釣れ始める。
丁寧に、ポイントを叩けば、叩くほど出てくる。
正直、渇水という状況とは思えないほどだった。
が、出てくるのは、中小クラス
しかしながら、中級といえでも侮れないのが、マダラ君
恐るべきパワーで、仕掛けを引きずり回す。
そして撮影をするのも一苦労。
高津のヤマメは、「好きにしなっ」という、投げやりな撮影協力をしてくれるが
今回の渓のマダラは特に聞き分けが無かった。
まず、むくっと、背を上げウナギの様に逃げ回る。
横たわっていても、常に尾びれをバタつかせる。
タフというのか、諦めが悪いと言うというか、なんとも困ったお魚である。
で、途中お約束の枝釣り、地球釣りを行い仕掛けを交換
この時だけ、KICIROW氏が先行していた。
で、氏が叩いたか、どうか良く分からないポイントで良いサイズが出た
氏曰く、「ええー、ついさっき叩いたのに…」
イヒ|一 ̄)ニヤリ
こういった、瞬間は妙に嬉しいものです、フフフ|一 ̄)ニヤリ
でもって、最終の魚止の滝までもう少しという所で、氏の提案により、魚止の上にマダラを移植しようとの事に
同じ水系、谷であり、養殖物が入った形跡も無いので、問題はなかろうとの判断に基づいてである。
氏のタモを生簀がわりに、釣り集めてゆく。
そして、最終の魚止の滝に到達。
KICIROW氏ラストの滝で粘る
氏、曰く「ここに到達するまでに泣き尺クラスがいる筈ですが、出なかったので、残るはこの滝壺でしょう」との事
で、気合いを入れ、じっくりと。
じっくりと
じっくりと
出るわ、出るわ
小クラスが、次から次へと(爆
いくら大場所とはいえ一か所20匹近く出たのは初めてかも(笑
まぁ、これには、わたしの卑劣なアワセ方
に原因があるのでしょうけど( ̄▽ ̄;)
というわけで、氏は移植のために滝の上に
私は、お昼ごはんの、そばど●兵衛を食し、一日目は無事終了。
と、言いたい所だが、
帰り際、ネタ作りの写真撮影を実施していた時(爆
ロープにぶら下がった状態の撮影をしていたのだが
案の定、左手の握力低下…
ビビって、手の平にロープを巻き付けたのが運のつき
がっちり、ロープで左手を絞れられ
たまらず、ロープから手を離し飛び降りた(笑
とは言え、中間まで降りいて、下は平らな川砂の比較的柔らかい場所。
大事にはいたりませなんだ(笑
左手は、妙な腫れを起こしましたが…( ̄▽ ̄;)
おふざけは、体力の余裕のある範囲でやりませう( ̄▽ ̄;)
で、連休の影響により いつもの宿泊場所ではなく、今回は見晴らしの良い場所にて宿泊
温泉は、山を越えた所に出かけた。
その後は、何時もの通り。
いや、何時もよりも、飢えた状態で晩餐に臨んだ(爆
メインは、氏のいつもの美味なる謎の肉。
そして、これが何時もの宴会風景。
少しは、休み休み食べなさいと言われそうですが
出来たての、熱くて、旨いものは一気に、喰うべし!
との信条なもので( ̄▽ ̄;)
こんな感じです(笑
あとは、飲み物を焼酎に切り替え、極秘情報の交換会が始まるわけです
それに飽きると、あとは、ノージャールのダべりで夜が更けていきます(笑
なお、写真での晩餐調理過程は、氏のHPにてどうぞ(笑
かくして、様々な、酔言、妄言、お説教、新仮説が、徐々に冷え込む空間に飛び交ったという。
流芯にはあまりおらず、流芯のわき、プールの駈けあがり、ゴギ釣りのような場所でのヒットが多数。
気温:10℃06:00(I) 谷の気温16℃(11:00(I)) 水温:14℃ 水位:渇水(KICIROW氏談) 天候:快晴(SKC)
9月20日 (堰堤三昧)
夜明けの光景は、またくもって美しかった。
でもって、寒かった(笑
今日は、お手軽な場所へ入ることに。
そして、氏曰く、「堰堤が山盛りあります」との事だった
これも、氏の話であるが、ここの所、雨が全く降っておらず
川底の砂が流れず、良いポイントを軒並み埋めてしまっているとの事だった。
しかしながら、ポコポコと、綺麗な魚体が姿を見せてくれた。
そんな中、ふと川原を眺めるとトンデモナイ数の四足の足跡が見られた。
氏曰く、鹿、猪でしょう、と。
どこの砂地にも足跡がついておりこの山地の懐の深さを知らされた。
そんな事を考えながら、ぼちぼちと釣り上がる。
しかしながら、堰堤直下のプールや、大場所が、ことごとく砂に埋もれてしまい
予想以上に早く釣り終わってしまった。
KICIROW氏
というわけで、今シーズン、私は最終釣行だし、久々に広い場所で2ピースのルアーロッドを
思う存分振り回したかったので、氏にお願いをして、広い堰堤直下に案内して頂いた。
ここは、とっても、とっても見晴らしが良く、日当たり良好、アクセス良好
つまり、スレまくり(笑
出るわけなかろーもん、と、まず一発目。
出た(爆
いやー、出来過ぎでしょうー
で、柳の下の二匹目が出たら、大笑いですねーと
しばらく、てきとーに、ルアーを打ち込み、リールを巻き巻き。
出た(激爆
しかも、さっきよりサイズUP(笑
まさか、三匹目はないでしょうー、と、ルアーチェンジをしながら打ち込み続けると
やはり、二匹まででした(笑
これにて、今季はしゅーりょー。
川で怪我をすることも無く、無事終わりました。
川の神、山の神に感謝申し上げます。
特に今回は、川の事前調査、私がぶー垂れないお気楽ルートの開拓、トラロープ補助等々
ご面倒をかけまくったKICIROW氏に心よりお礼とお詫びを申し上げます(滝汗
正直、これではいけん、と自らの惰弱さに危機感を感じるほどでした(大汗
来年は、問答無用の場所に行きましょう。
あ、次回、ロープは私が用意して、担ぎますゆえ(爆
あと、アワセは修行をしますゆえ、ご勘弁を( ̄▽ ̄;)
これにて、釣行記は終了、来シーズンまで皆さまお元気で。
アディオス!( ̄▽ ̄)ノ
気温:10℃を切ったのでは?(0530(I)) 水温:16℃ぐらい、天候:快晴(SKC)
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で、今回は5連休。
なんとまぁー、厚かましい事にそのままKICIROW氏の家にお邪魔する事に( ̄▽ ̄;)
すみませぬ<(_
_;)>
というわけで、極めて簡単な鹿児島探訪をしてきました。
釣り終わりの同日、温泉へ寄って氏のお宅へ向かう予定であったが
あまりに、釣り終わりの時刻が早く、ほな、霧島によって見て下さいと 氏にリクエスト
ここからが、俗世間との接触スタートであった。
多かった、兎に角、多かった。
車で行ける頂上付近は、もう無法地帯。
好き勝手な場所に駐車、降車、歩行、下手な都会の道路より怖かった…(汗
途中、野生の鹿がいれば速攻で車の無法駐車…
野生の動物にうかつに近づいてはいけんですぞ、まして餌なんぞは言語道断ですぞ、皆サン・・・
で、上の不動池を眺め、早々に退散することに。
目指す温泉は霧島山塊の南南西の麓に位置する温泉街の一隅である
移動途中、坂本竜馬とおりょう の新婚旅行先の看板を発見
おー、ここかーと、「竜馬がゆく」の小説のくだりを思い出したりもした
また、誰かさんが、前方を走行する、
ロングヘアーの女性ライダーに妙に喰い付いていた事は秘密である( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
駐車場はびっくりするほど狭かった、風呂も狭かった。
清潔なお風呂でないと、駄目って方は無理でしょうけど、泉質はまことに良かった。
以前、北海道を一カ月近くふらついていた時、無料温泉を見つけては入っていた時を思い出した。
今回の温泉は、「熊の湯」ほど熱くなかった(笑
ここで、徹底的に時間を潰す事にした。
洗浄ー普通の湯船ー露天風呂ーサウナー水風呂ー露天風呂ーサウナー水風呂ーサウナー水風呂
これが、私の限界だった( ̄▽ ̄;)
あれ以上浸かってたら、やばかったです。
温泉の写真は氏のHPを参照して下さい。
そして、ぼちぼちと氏の邸宅へ移動。
途中、広大な茶畑を目にし、静岡に次ぐ茶の生産地であると氏に教わる。
これは知らなかった…( ̄▽ ̄;)
そんなこんなで、氏のお家に到着。
早速の奥さま、登場。
いや、綺麗な奥さまでした
。ホンマに(爆
次回訪問時の厚遇を期待しての発言では、ありませぬ誤解の無き様に(爆
内心、「うーん、美女となんとやら・・・・・・・」と、思ったとか思わないとか(笑
その後、エビネ生育ハウス、二輪車紹介(氏曰く「愛人」だそうで(笑))
多方面に手を出す私も、たじたじの多趣味っぷり。流石です(笑
その後、晩餐へ。
品目は、鳥刺しと、豚シャブ。
双方ともに、わが好物。
奥さま曰く、鳥刺しは、その辺の鶏肉屋さんで普通にありますよー、との事
精肉ではなく、鶏肉専門、しかも、そういったお店が近所に4〜5軒あるそうな…
おお、やはり、薩摩ですのうーと、妙な所で感心。
で、付けだれは、ポン酢 ワサビ ニンニク
に、にんにく!?
氏は、|一 ̄)ニヤリ
と笑みを浮かべ、まぁ食べてみて下さい、と
美味、ブラボー、素晴らしい。
この味は、知らなかった。まいうー
続いて 豚
これは、うーん、説明しにくいですね。
黙って、出されたら、まず何の肉かは分からないでしょう
脂肪、肉の割合が、程良く。脂身は甘く、肉はしとっりでしなやか。
山口のスーパーで売られているのは、極端に脂身が少ないか、多いかで、やはり匂いが鼻につく
今回の豚肉はそういった、普通に販売されている豚シャブ用の肉とは違う部位を使用しており、
入手は、地元でもきわめて困難との事。
これを食べたら、他の豚シャブは食えませぬ、それほどの美味。
で、こんな、旨いものを目の前にして遠慮など、もはや不可能
がっつり頂きました、ごちそーさまでした。<(_
_;)>
その後、氏の秘蔵のナイフコレクションを拝見。
その中に、実に品のある ダマスカスの小刀を発見。
どうにかして、だまして奪おうかと企んだが失敗に終わった、残念。
で、そのダマスカスや、ほかの鍛造ナイフの産地を聞いて仰天。
むろん国産、しかも、いつもの移動ルートのめっちゃご近所であった。
その鍛冶屋さんの得意分野は?と聞いてみると、鎌と剪定ばさみ、だそうな…。
無念、まったくもって無念、やはりWEBでは限界があると思い知らされた。
その後、氏から、その場所を詳細に聞き出したのは言うまでもない。
そして、静かに夜は更けてゆき、早めに就寝した。
9月21日
0630起床。
朝食を頂き、KICIROW夫妻に見送られ
いざ、未踏の地へ!
本当は、佐多岬に行きたかったのだが大幅な交通量の増加と、逃げ道のなさで今回は断念。
よって、西側を攻める事とした。
まずは開聞岳へ
桜島を左目の端にとどめつつ、鹿児島市中心部へ一旦向かう。
早朝という事もあって、鹿児島市内は渋滞に遭う事無く、通過。
その後、国道256へ入り枕崎方面へ抜け、開聞岳の北側より車を走らせながらアプローチする事に
途中、枕崎の港近辺では、鰹節を燻す煙の香りが漂い、実に良い雰囲気だった。
今回の訪問予定地は坊津(眺望)、知覧(武家屋敷)、開聞岳(眺望)、長崎鼻(眺望)、山川港(カツオのタタキで食事、飲酒、宿泊)、だった
が…
まず、山川は、予約満杯で宿泊はOUT、食事だけの客も多数予想されるため断念。
しょうがないので、まずは、開聞岳をゆっくりと眺めながら、たばこを二、三本吸おうと思っていた
しかし、開聞岳北側の、眺望ポイントはもう人だかり…
まぁ、日の向きからして、南側の長崎鼻から眺めようと思い返した、
が、それが失敗だった
開聞岳は薩摩富士の名に恥じぬ まっこと美しい山容だった。
照葉樹が、麓から7合目付近まで生い茂り生きの良い富士山と言ったところでしょうか
で、その眺めた長崎鼻までの道のり…
先端までは、車での移動不可能で、手前のなんだか良く分からない観光施設に駐車したのだが
はっきり言おう
最悪。
その駐車場で流される、大音量のFMラジオの放送
私の一番嫌いな、スキー場の雰囲気を思い出させ、げんなり。
岬までの土産物店の店頭で流される、これまた大音量の陳腐な懐メロの嵐
昭和期の下世話な観光地の匂いがプンプンして、一気に萎えた。
ただ、長崎鼻そのものは良かった。
観光地という衆人環視を、ものともせずに磯竿を振り回す10人前後の釣り人(爆
そこから眺めた、開聞岳は良かった。
その時点で、大勢のお客と、おこちゃま、がいたので、喫煙は断念(苦笑
で、とりあえず知覧へ向けて出発
が
渋滞スタート〜♪
ああ、我慢ならない…
しょうがないので、指宿の道の駅で、休憩…
駐車の順番待ち、スタート〜♪
ああ、勘弁して…
これは、名所そのものに突撃したらエライ事になると思い、
その場からの離脱を決意
兎に角、九州自動車道ICへの逃げ道を目指した
もはや、鹿児島でのもう一泊の願いは断念し、山口への帰投を決意
途中、不味くてもいいのから、薩摩ラーメンでもと思い、桜島SAへ寄ってはみるが
駐車スペース、無し。
結局、そのまま昼飯も食わずに、山口へ帰投
疲れた…
今度は、平日の静かな頃に訪れようと、思った次第である。
以上、終わり。
KICIROW殿
厚かましくも、三日もお世話になり、大変にありがとうございました<(_
_;)>
今度は、こちらにお越しになられる番ですな。
事前調査を実施しておきます|一 ̄)ニヤリ
。
KICIROW氏奥様
体調のすぐれない時に、押しかけ、アレコレとお気遣頂き申し訳ありませんでした。
おまけに、洗濯のご面倒までおかけし、恐縮です。ありがとうございました<(_
_;)>
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