今回は、私の不注意で写真はありませぬ。

お絵描きも、良いネタが拾えず今回は無しです。

文章だけでご勘弁を<(_ _;)>



04.29


目的地に、到着するまで。

他の釣り人を見かけなかった。

お客さんは少ない


何時もの場所に、車を停め

何時ものように、支度をすませ

何時ものように、川原に立った



ん?

なんか、足りない…


あれ?なんだっけ…

あ。

カメラ忘れた。


川原に立って、気付くとは…

今更、帰るにしても、時間もガソリンも、もったいないし

もー、イイや…

という訳で、三日間、一切写真はないので、ご了承下されぃ( ̄▽ ̄;)

本人も、結構ショックなのです(汗




さて、この三日間のテーマは。

広い場所で、竿を思う存分、伸ばして 思う存分、振り回す

という、誠に安直なテーマで釣りまわった。



まずは、中流域で、5.4m。

所謂、手の平サイズが、4匹程度。


ここで、一つ気にかかる事があった。

ぱっと見はヤマメ、

しかし体側には赤色ではなく、赤色が劣化しオレンジに近い朱色で、

先の極細の筆で、耳線にそって、さっ、さっ、さっと刷いたような、見慣れない模様が…

うーん、なんでしょうね、これは…

アマゴと混ざり具合が薄くなったのか、それとも、そういった種類なのか

それとも、そんなアマゴなのか…

どこかで、そういった調査をしないものかと、期待をしとります。

高津漁協では、一昨年からだったか、高津の在来種を保存すべく、行動を開始したそうですが

果たして、それが、良い事なのか、悪い事なのか。

正直、私には判断がつきませぬ。



つぎ、ド本流へ

ここでは、8mを。



私にはみょうな癖がある。

少々の長竿でも片手で振り込み、片手で構えて、片手で合わせる

などと言う、横着な事をする事がある。

切り替えしが早く、気に入ってはいるのだが、当然のように疲れやすく

アタリを取りにくく、アワセも、雑になる。

これを矯正すべく、両手で構え、両手で振り込み、両手で、合せる訓練を実施した。



両手で構え

両手で振り込み

両手で流して

あわせ…


ふぅ



再び、両手で構え

両手で振り込み、

両手で流して

えーと




なんでも、良いから、喰ってこんかいッ!

アワセの練習ができんバイ!



結局、一匹のハヤを相手に、一度だけ…


ああ、不毛。


この日は、これまで。


明日の釣り場に向け、移動せねばイケんですけんね


何時もの場所で、御一人様食材セットを購入し

何時もの場所で、御一人様を軽く超える酒類を購入し



その日の宿営地へ移動。

少々早かったが、温泉に浸かって、晩御飯を済ませる事にした。

その日は、天気晴朗なれども、風強く

ビールを飲んでいると、骨の髄まで冷えた。





04.30


この日は、まじめに早起きをし


お気入りの場所へ



運が良ければ、数とサイズが望める場所

運が悪ければ、すっからかんになれる場所



水温がこの時期にしては低く、彼らは瀬にはおらず

比較的日当たりの良く、水深のある場所にダンゴになっていた。



最初に、比較的大きめのサイズが、一発目に出て

あとは、徐々にサイズダウンしていくという何時ものパターン。




同じ場所で、5〜6匹出ると言う状況で

平均サイズは手の平、匹数は30前後だった。

この日は、目に染みるような青空と、なんとも言えない爽風が時折吹きぬける

出てくる魚は、ピカピカのヒレピン、まことに良い日和だった。



釣り場から、車まで戻るときは、いつもうんざりするのだが

この日ばかりは、このまま、しばらく歩こうかと思うほどの心地よさだった。


デジカメを忘れた事を、心から悔んだ( ̄Д ̄;;


さて、次は…

そんだ、ルアーを放り投げてみるべ

とある大場所に移動。

すでに、先客が…


仕方が無いので別の支流へ移動


久々に、ルアーロッドを握って支流へと進撃



24aぐらいのヤマメのチェイスを見たっきり、音沙汰無し。


見事に返り討ちにあった。


いいや、最初の谷で沢山釣れたし。

と自らを慰めつつ、宿営地に向かった。


早速、缶ビールを開け、まずは、一杯。


さて、たまにはガソリンバーナーを使ってみるべと

車の奥底から、引っ張り出し

ポンピング→プレヒート→で、着火

しかし、火力は安定するどころか、途中で消える始末。

分解しポンプのパッキン、ガスの出口等々を確認したが原因は不明


仕方が無いので、ありったけの成型木炭を使用して

強力な火床をつくり、湯を沸かした。

この成型木炭ちゅうのは、火持ちが悪いですな。

やはり、少々高くても備長炭が良いですなーと

思いつつ、湧いた湯で焼酎の湯割りをこさえて

しみじみと、酔った。

夜は、静かに更けていった。



05.01

ふと、思った。

そうだ、久々にフライをやってみよう。

思う存分、竿を振り回し

尚且つ、ラインを思う存分引っ張り出し、ぶっ飛ばす

風もおだやかで、天気も申し分なし。

良いではないか。

という訳で、ベストの中身をすべてフライ用に換装

で、

あれ?

えーと

ネット…



無い


ネットが無い


この時、不思議と大きな落胆も無かった、そして、憤りも感じなかった

なぜなんだろう。

何かを悟ったのだろうか?

まぁ、それは無いのだが


最後に、ネットを確認したのは、昨日のあの場所…

行って行けない事は無いが、なんだか面倒…


まぁ、しゃーないわな、と独り言を言いながら、その存在を諦めながら谷へと降りた。



ここは、とにかく広い

バックキャストに邪魔になるものは、殆ど無い

思う存分「キャスティング」を楽しめる。

まぁ、言ってしまえば、それだけの場所。

魚影は推して知るべし。


リハビリを兼ねて、とにかく、キャスト、キャスト、キャスト

相変わらず、シュートで、ティペットが綺麗にターンアウトしない。

でもって、メンディングもうまいこと行かない


そうそう、こういった面倒くささが嫌になって、餌に流れたのよねー

と、思いつつ釣り上がる。


手持ちのフライの種類が、ひどく貧相だったため、マッチザハッチなんてものは望めない

主に使ったのは、浮力に定評があるエルクヘアーカディス。

あとは、茶色を基調とした、パラシュート

浮けば良い、見えれば、なお良し、 という実に乱暴な考え方。


しかしながら、液体のフロータントを切らしていたので、全てのフライが、直ぐに、ウェットフライに早変わり(笑

やはり、ドライシェイクだけでは、限界がありますのう。

そんこんなで、結局この日は、綺麗に丸ボーズ。



打ち込んだ毛鉤に出たのが、三度。


一度目は、毛鉤の真横に、ヤマメが飛び上がり、その後はノーリアクション。

二度目は、フッキングは出来たが、アワセがきつ過ぎ、ティペットとリーダーの結合部分でラインブレイク。

三度目は、打ち直す為に、ピックアップした直後に、毛鉤に反応、その後、ノーリアクション


この三回のチャンスを得る為の所要時間は6時間。

ボーズの理由の自分でもよく分かる。

全て、腕の劣化。

こんな筈では…という思いが頭を過る

そして、リベンジへの思いが湧き上がる。

こんな思いは久々である。

悔しい。

と言うわけで、今年は、暇があればフライで遊ぶ予定です。



餌はどうなったか?

辞めません(笑

なぜなら、餌で、本流で、デカイのを上げてないので(爆



節操の無さは昔から!(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!



まぁ、好きに言って下され。


と、言う訳で、三日連続は怪我もなく、ひどい二日酔いに悩まされる事も無く

無事終了。



以上、ブラウザの戻るボタンでお戻りください。


三日を通して

気温:早朝:3℃前後、日中18〜20℃前後

水温:本流に近い支流にて7℃

水位:平水、水質はクリーン、下流部は田んぼの濁りが少し入った

田植えは本格スタート、藤の花は満開、山の木々の新緑が一番鮮やかだった。