2013.03.02 今季初出撃。

なんとか、03:30に起床

      06:00過ぎに現着

夜明けを待つ、そして、気温の上昇も祈る

先月の28日は、大変天気がよく、気温も山口の平野部で15度を超えた

ところが、昨日の3月1日、寒冷前線が上空を通過、ついでとばかりに上空に−6℃の寒気が張り出してきた

気温は06:00で3度だった



車の中で、待機をしていると、何台も入渓場所を探す車が通り過ぎてゆく

これも、仕方が無い、

折角の久々の釣り、悠々と竿を振り回したいとの思いで中流域の激戦区に久々に参戦。


しかし、このまま待機を続けていると、横入りをされるやも・・・


本当は、もう少し気温が上がるまで釣場に近づきたくなかったのだが止む終えない



川に向かって何時もの儀式を行い、入渓。

風が強い

気温が低い

水温も低い4℃

テンションも低い


なぜなら入渓数分前より、とっても、とっても、雪隠へ行きたかった

大か小かと問われれば


無論、大である


しかし、ここは激戦区、見通しがとっても良いところ。

衆目の集まる場所で、パンツを下ろす度胸は私にはない。(以前着替えをした事はあるが(笑))




強風にめげず

便意をこらえ

竿を振り続けた



全く反応無し

毛鉤を変えようと思ってはみるが寒さのせいで億劫になり、かなり雑な釣りとなってしまったのが悔やまれる

結局、3時間程度の初釣は、案の定の ぼ。

早々に、切り上げ、我が憩いの場所(厠)へと急いだ。


静かで、冷たい風が尻のあたりを吹き抜ける便座に座って思案した。


さて、これから何処に行こう

何処の中流域もお客は沢山

しかも朝よりも気温は低くなり、日差しも期待できない


ならば寒さにタフな、お魚ならば遊んでくれるかも…

というわけで、源流域へ

本来ならば、一日かけて釣り上がる谷、

しかし、入り口だけのご機嫌伺いならば多少の天候の悪化にも対処できるだろうと考えつつ

冷え切った尻を、ズボンに収めた



源流部に、足跡はなかった。


うれしかった。


残雪も少なく、釣り上がりに支障は無し


ただ、やはり気温は低く、水しぶきが苔に氷玉を成していた




今期から、ちょっとお高い偏光眼鏡を導入してみた



レンズ:TALEX ease green PPL75 4カーブ  フレーム:ZEAL Vanq gaga

水面下が、とってもよく見えた。






毛鉤を 打ち込み










流芯の終わりあたりで、ゴギと思しき魚影が毛鉤に向かってゆっくりと浮上






















ゆっくりと毛鉤を咥えると




ゆっくりと深度を取り始めた
























ここだ!とアワセを入れると

























スルッと

















全く、何の手応えもなく、竿は直立した






































マジで?



静かに沈んでゆくお魚の口に残った、

毛鉤のピンクのインジケーターが、悲しいほど眼に沁みた







あと、もう一匹浮いてきたが、こやつは見切ってすぐさま岩陰に逃げ込んだ

毛鉤を付け替えたときにもっと良く結び目を確認しておけば…

悔やんでも、それは後の祭り。




かくして、初釣行の「」は確定した。



無念。





新たに導入した偏光めがね、確かに良く見える

だが、世の中には見えなくても良いものも有ると、


延びたカップ蕎麦をすすりながら、しみじみと考えた。


新富士バーナー MUKAストーブ SOD-371 ガソリン (イワタニの非寒冷地用ボンベは圧が上がらず湯を沸かせなかった為、久々にガソリンバーナーを稼動)




おしまい





ブラウザの戻るボタンでお戻りください。



2013.03.02

気温: 朝 3℃ 昼 1℃

水温: 中流 4℃ 源流3℃

水位: 平水の1.3倍程度

天候: 日は稀に射し、霰と雪が交互に降る 風強シ

白梅7分咲き 家の庭の翁草の花は満開