2013.09.14〜16

9月になった

いつもの九州遠征の季節である

昨年は全く駄目だった

それゆえに、今年は万全の体制を整えて臨んだ

無論、今回もKICIROW氏の全面支援の元、作戦を展開した

サァ、どうなる







一本目





初手は、高津川で実績のあった毛鉤を投入

まことに遺憾ながら、と言うより、案の定不評であった。

ならば、と、対秋マダラ毛鉤一号を投入


しかしながら、これも不評

対秋マダラ毛鉤、二号、三号も不評


む・・・・・今年も駄目なのか

早くも敗戦の気配が漂い始める

ならばと、KICIROW氏が支流の滝つぼに私を誘導



ここでやってみなはれと



2〜3度打ち込んで、ようやくの一匹









これで、調子に乗れるかと思いきや



渋い



なんとも渋い


大体こんなときは、自分の腕を省みず、前日の入渓者の足跡や、気候の所為にしがちである

いかぬ、いかぬ、これではいかぬと、気を取り直してぼちぼちと渓を遡り続ける







高度と、気温が上がるにつれボチボチ出始める、

しかし、出るには出るが、毛鉤を見切られる方が、やはり多い

それが特に、おーきな魚体であると、その悲しみは より深くなる


さらに、同行者がデッカイのを上げると、さらにヤルセナイ気持ちが加わる

浮世から遠くはなれ魂を悠々と遊ばせるはずが

とても世俗にまみれた感情に囚われる

残念である




結局、この日は写真をビシバシ撮りたくなるようなお魚には会えず

早々に退渓し、宴会へと突入した。




2本目




本日も、遡上モノを目指して出撃

ここは、KICOROW氏も奥まで詰めた事の無い渓

さぁ、どうなる









渓は深く、暗く、歩みをとめると肌寒さを感じるほど。



しかし、意外というかなんと言うか


昨日よりも、反応が良い









お魚は、深場にはおらず、その近辺の瀬にみられた

昨日同様に、ボチボチと釣り上がる

お魚のやる気はあるのだが、流し方が下手な為、食わせ損なう事多数

技術不足をしみじみと思う


この渓はとても滝の多い場所、魚止めと思われる滝の上にも延々とお魚がいる


林業関係者による放流なのか、それともはるか昔から居続けているのか

なんとも不思議な場所である



KICIROW氏




お魚はボチボチと出てくれるが、大型の気配が無い。

遡上モノを狙うには、もはや上流すぎる





居付きの大型を探して竿を振り続ける


















ここが最後になるでしょうと言わんばかりの滝にたどり着く



滝つぼ下流の浅瀬に照準をあわせ、遠くから毛鉤を打ち込む


一発で出る


狙い通りにきてくれると大変愉快である。


いつも、こーなら良いのネーとぼやきながら写真を撮り、川にお帰り頂く








次は滝に向かって左側の巻き込み


何度か打ち込むが不発


まぁー、もう一回と打ち込むと


ドラグが掛かったように毛ばりが沈む


あらま、いけん、いけんと竿を立てると、


この日、一番の型が掛かっていた








釣った、と言うより、釣れたというのが正確なところ


この滝より上流は、お魚は居たが、極端にサイズが小さくなり


時間も丁度良い頃合になっていたので、納竿とあいなった。


帰りは、何時ものことながら近所の林道まで急斜面をヒィヒィ言いながら上がる


林道にたどり着くと、丁度日陰で、恐ろしく清々しい風が吹いていた


これにて、二日目は終了

温泉に立ち寄り、第二次宴会に突入す






三本目


この日は、午前中で撤収する為、本流で遊ぶ事に




広い場所で、長竿を振り回すのはとても気持ちが良い




でもって、大きなお魚が釣れると、もっと気分が良くなる




けれども今回は、数匹のオイカワが相手をしてくれただけだった




昼前に納竿、



以上、今期の毛鉤つりはこれにて終了

無事に大きな怪我も無く過ごせた事に感謝をして渓を後にした。


今回は、本当にKICIROW氏に徹底的にポイントを譲って頂き大変申し訳なく思っております。
来年の来襲をお待ちしておりますぞ|一 ̄)ニヤリ




それでは、来シーズンにまた、お目にかかれるかな?

ではでは

                            熊




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おまけ

帰り際、町でウナギを食べようと思ったが、あまりのお客の多さに断念
ならばと、私がまだ未経験だった熊本名物タイピーエンの店へ行くことに
出てきた目標物は、見た目はとっても味が薄そうなスープ
ところが一口すすると、驚きの味わい深さをもつ、非常に美味な一品でした
次は、ウナギの後に行って見ましょう(爆