2015.07.26

同行者 O氏
ワタスのnew rod デビュー


本日は、何時もの場所を別の角度から攻めてみよう、との事で

藪漕ぎして、崖を降りて

ヤマメ釣り(笑

ゴギ釣りならば、藪漕ぎ、崖の上がり下りは、良くある話なので

そんなに驚く事は無いのだが

高津のヤマメ釣りでは、ちょっと意外だった

ただ、九州のマダラ(ヤマメ)釣りは、藪漕ぎ、崖の上がり下がりは必須ですが…(笑


早朝から、ゴソゴソして降り立った場所は、ベストな場所だった


が、しかし、怒涛の烈風が吹き荒れる状況

果たして、釣りになるかどうか?

甚だ疑問であった




私が、キャストをすると、ループは風に負ける

O氏が、キャストをすると、ループは風に負けずに、綺麗に水面をターンする



氏曰く

風が強いからといって、力任せに竿を振っては駄目だよ
フライラインを長めに出して、しっかりとしたループを作ったほうが風に強いよ




理論は理解できるが、それを体現出来るかと言うと、それはまた別問題


強風下、私でも毛鉤を流せる場所をもらって、四苦八苦して流し込む

出た!


水面下をきらめく、納得のサイズ、

よっしゃ、これはと、竿をためた途端に、すっぽ抜けた


やれんがな、ほんま、やれん

あれを、写真撮影できていたら、どれだけ幸せになれた事か


で、その後、


O氏は目測で 28 26 25 をかるーく、抜き上げた


あ、28の時は、ネットが中々背中から外れませんでしたね(爆

ただ、あれだけ引っ張ってもバレないのは流石と言いましょうか(汗



このぐらいのサイズが、これだけ出れば良いね、と

氏は中々な満足なご様子



この時期、ヤマメでこれだけのサイズを揃えられるのは中々ない事


昔はネ、高津川はこんな感じだったんだよ

という、話を聞くにつれ、悲しくなる



今回の状況は、水位+15cm 曇り時々晴れ 烈風に煽られた虫が水面を騒がせていた


と言う、要因も大きいと思われるが


ただ、あの状況で、きっちり毛鉤を撃ち込み、

きっちりレーンを外さずに流せる人間は

これまた、中々居ないと思う

そんな人が叩いて、やっと出てくる

下手には、厳しい時代ですのう


と、ここでの私はボ


日の光も、谷底に差し込んできたし、日陰に避難しましょうとの事で、源流へ移動した


源流の川原に降り立った時、しみじみ思った

ああ、風のない世界のなんと素晴らしい事よ

川に覆う、枝葉が無けりゃ、もっと素晴らしいのにネ(汗


水位も、悪くない、気温も悪くない

けど、出ない


なんでか出ない


信頼と、実績の場所も出ない


ただ、タカハヤ(マイフレンド)とゴギオチビは、歓待してくれる


嬉しくない


まっこと、嬉しくない


二人で、アホな話をしながら上がっていくが、本線はトータルで不発

氏は、いつもの場所で、きっちり出したが、不満顔


で、オチビしか釣っていない私に配慮して頂き、支流へ


小さな滝を三つ越えた所で、やっと満足の一匹


レーンを外しても食べに来てくれた有難い一匹 new rod 入魂完了


これで帰れると、二人で胸を撫で下ろした。


あちらが良ければ、こちらは良からず


難しいですのう




たぶん、ホトトギス?あってますか?KICIROW殿



おしまい











本流 曇り時々晴れ 烈風を伴う 水位+20cm 水温不明
支流 曇り時々晴れ、後に小雨 上流では時折風有 水位 平水 水温17℃