2015.09.19〜21

三日連続で恒例の九州へ

同行者KICIROW氏

今回は珍しく天候に心配が無く、気温も低め、水位も悪くない

と言うわけで、大いに期待し出撃した。

一日目は、KICIROW氏に緊急の用件により同行は無し

初の九州単独行となった。




2015.09.19

私の車の都合上、奥には行けない

よって本流筋での釣り、

若しくは林道のしっかりした上流部とかなりの制限を受ける

ダメ元で本流筋の遡上モノを狙うことにした


まぁー、渋い事、渋い事

全く反応が無い

ウグイの一つも出てこない

毛鉤のシルエットを変え、大きさを変え、ティペットの長さを変え、太さを変え

思いつく限りの手段を講じたが

結果はオチビが一匹のみ

あとは、オイカワさんと、ウグイさんだけ






ストリーマーでも引っ張っていれば違う結果が出ていたかもしれない

視野が狭いのは良くないですな。

そんな状況なので早めに川から上がり風呂に入ってビールを飲んで

さっさと寝た




2015.09.20

二日目

KICIROW氏と0530に集合

バイクに打ち乗り、源流域へ出撃


川に降り立ったのは0730

谷底は、まだ薄暗く、水温も心なしか低め

日が差し込むまで、ユルユル参りましょうと

のんびりモードで釣り上がる


早朝のせいか、お魚の反応が鈍い

渋いのではなく、鈍い

居るには居るのだが同じところを何度か流して、ようやく反応する感じ

ぽつり、ぽつりと釣れる




















0900を過ぎて、ようやく日光が届き始めたねー、と思った時から

状況は一転

誠に良くなった

一投一匹

















石化けのKICIROW氏




徐々にサイズUP












なんとなく、良さそげなポイントがあった

上流に向かって、左を何度か流すが反応は無し


右側にも毛鉤を撃ち込もうとするが思った所に入らない

KICIROW氏曰く、「右が怪しすぎるから、しっかり撃ち込んで」、と



で、何度か撃ち込んで

ようやく毛鉤が入ったと思ったら

水面の乱反射で、ロスト



こりゃイケン、とリールを巻き巻き






すると、いきなり竿がへし曲がり、なにやらデッカイのが、水面をジャンプする



撮影KICHIROW氏









撮影KICHIROW氏



あ、あ、あれぇ????



撮影KICHIROW氏






なんだか、とっても大きなマダラが「釣れていた」














まずは、証拠写真



採寸 31cm


初めてなので記念撮影(爆 撮影KICHIROW氏



初の尺マダラが釣れてしまった

「釣った」と、表現できないのが本当に残念である

KICIROW氏と、がっちり握手を交わす


余は満足である、苦しゅうない




帰りましょう(爆






とは言え、折角ここまで来たのだから、何時もの時間まで釣りませうと言う事で


続行


大きなお魚の写真を撮ると、普通サイズの写真を殆ど撮らなくなる訳で(汗

結構、出たはずだが、あまり記憶に無い



少し遅めの昼ごはんを川原で済ませ



何気ない浅瀬に、毛鉤を撃ち込む

手前は、反応無し


奥の流芯の脇に撃ち込んだ途端


デカイのが来た



走る走る、



水深のある場所に出た途端



上や下への大騒ぎ


撮影KICHIROW氏



撮影KICHIROW氏



下流へ走られまいと踏ん張るが、敢え無く失敗



下流の深みに潜られた



あちゃー、しまった


急いで下流へ降り


バレタかもと、じんわり竿に力を加えると

イヤイヤと、頭を振る手ごたえ!



まだ、バレて無い!!!


よっしゃと引きずり出し、なんとかランディング


撮影KICHIROW氏





採寸 30cm(惜しいッ)




デッカイ頭♪




よもやの二匹目


正直、怖くなった


こりゃー、帰るときに、酷い目に遭うかも……(大汗


本当に、ここで満足したのだが


釣り人の性なのか、まだ、上流へ向かう



大きな滝壺に遭遇

水深のある所は毛鉤では縁がないのよね

と言いつつ

ヒラキに撃ち込むと







はい、25cm


今までは、これで満足できていた

が、そうでは無くなった

なんだか微妙な心境

しかし、この日一番の美形と思いまふ



で、肝心のKICIROW氏にまだ、大型が出ていない

私の所業を見て、かなーりキテいたのか

大場所の奥にルアーを叩き込む


何投目か、私が目を離した瞬間

大型が出た

硬いルアーロッドが曲がる


で、手元に持ってくると




32cm


二人合わせて三尺!


やったぞ!!



その面構えは、雄雄しく大変に立派

詳細は、氏のHPにてご確認を



この一匹が出てから1時間ほど、釣ったが

完全に、集中力が切れ

ヘラヘラと雑な釣りとなった、

いけませんね


とは言え、奇跡のような釣果

二度目は無いと思う

今夕のビールは格別でありました(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!


源流で

養殖魚の放流実績は無く

遡上も入らない

そんな所で尺を三本、

大変に貴重





2015.09.21

折角だから、昨年面白かった谷へ出撃

連休中だから絶対に荒れてるなー、と予想はしていた


予想は的中


しっかりと残った足跡


食べたパンの袋と、飲んだお茶のペットボトルもそのまんま

こういった馬鹿ヤローは地獄に堕ちるべし

残すのは足跡だけにせんかいな、ほんま



それでも、竿抜けポイントを狙うと、ボチボチの反応がある

但し、オチビばかり






一度だけ、良型の反応があったが針掛りは無し


堰堤直下で長時間粘ったがダメ


これが日常だわなと妙に納得して終了


浮き沈みの激しすぎる三日間だった


おしまい



今回の釣果は、全てKICIROW氏の全面的な協力無しでは絶対に有得ないもの

ありがとうございました。